2022.02.16

図面のない、ドイツ製の機械

某大手外資家具メーカーの空調制御装置。
あらゆる決裁権がドイツにあり、省エネという考え方を重視するあまり、施工時には日本の環境に合わせた仕様への考慮が充分ではありませんでした。

調査に訪れた時一番初めに思ったのは、日本での実用を考えるなら吸気口の大きさが非効率。

それ以外にも、「動けば良いだろう」と設置しただけのような考え方の施工品質であったように見受けられました。

ただ、ドイツ人の働き方は日本人とは違って、省エネの考え方が強く根付いていたり、基本的に残業をしないのが一般的だったり、仕事への向き合い方すらも全然違う、価値観の違い・文化の違いがあるのが実情です。

自分の背丈よりも大きい設備は、基本的には図面のある仕事が普通でしょう。
でも、海外の製品を取り扱う際は、図面がない時もしばしばあります。

そんな中でも設置されている構造を読み解きながら、ユーザー自身が使いやすいように修理を進めていくのが木口電設です。

ユーザー自身が、より便利に、より快適に使えるよう、カスタマイズに関する提案も進めながら修理を進めています。

戻る